もうひとつのクリスマスストーリー
幼稚園で 劇をするとします
その劇を 成功させるために
保育者も
子どもも
がんばる
そういう「成功体験ストーリー」が
今 一番
旬なのかもしれません
もちろん
それも大切なことであるでしょう
でも
今年の年長組は
役を決める
そこに 成長のストーリーがありました
そして
そのことが
おそらく
今年の年長組の
クリスマスのページェントを
今年らしく表現する
鍵があったように思います
役を決めるのに
立候補しても
数が多すぎたり
本当はやりたい役を
出来なかったけれど
自分なりに考えて
できることをしようと
気持を変えたり
一人でやるのが 心細くて
初めは役を降りたけれど
その役になる人が誰もいない状況で
やはり自分がやろうと
考えぬいて決めたり
立候補がいない役に
あえて
手を挙げてくれたり
くじびきでやりたい役から外れてしまい
がっかりしながらも
気持ちを切り替えて
喜んで表現する
どうしたら
すてきな表現ができるのか
考えたり
たくさんの立候補の人たちで
どうしたら公平に決めることができるか
考えて自分たちでくじ引きと決めて
当たった人たちは
当たらなかった人たちの
悲しい心を考えて
大きく喜ばずに思いやったり
それぞれの 人たちが
自分のこと
友だちのこと
みんなで行う
大きな劇のこと
おもい描いて
自分にできる
最大のことを
やってみようと
それぞれの思いと力が
重なり合った
今日のページェントでした