もみの木のはなし
森から
大きなもみの木を切って
天井近く
頭がつかえるくらいの
大きなもみの木を
いつでも飾っていたのです
本物のもみの木の香りが
部屋中に漂う
それはとても素敵なことでした
でも
ある年から
花屋さんに
大きなもみの木は
もう用意できないかも…と言われるようになり
ようやく私たちも気づいたのです
こんなにも育ったもみの木を
切ってしまっていたということに
認定こども園がはじまりました
だから
今年から始めたいと思います
ちいさなもみの木です
こども園1年生
もみの木も1年生
これから
毎年
どれだけ大きくなるか
最後はどこに植えましょうか
朝日の当たる場所がよいそうです
形を整えながら
慌てずに
ずっと先の
クリスマスのことを
思い浮かべながら