保育方針
ねがい

認定こども園聖愛幼稚園は、キリスト教保育を行っています。
キリスト教保育とは、目に見えることだけではなく、目に見えないものごとを大切にする保育です。
3つの柱
こころを動かしてすごす
うれしい、楽しい、おもしろい、悲しい、悔しい、つらい、恥ずかしい等の様々な感情を体験し、生活する中で、自分の感情を知り、自己理解していくことを大切にしています。
泥んこになったり、けがをしたり、自然の中で身体を感じる経験をしながら過ごしていきます。
また、本物に出会い、心を動かしながら生活していくことも大切にしていきます。


しなやかなこころを育む
ストレスにさらされても、折れずに柔軟に対応し、成長していく力を育んでいきます。
そのために欲求を我慢する経験や、思うようにならないことなどの経験を大切にしています。
多様な人たちと関わりながら生活する
将来、こどもたちは社会に出ていきます。
その社会の中で、多様性(考え方、外見、価値観、文化等)を受け止め、柔軟に対応できる人となるために、幼児期に他者と自分の違いを知り、受け止めながら、それぞれが特別な存在であることを学んでいくことが大切です。
そのために、思いのぶつけ合いやけんかなどの経験も大切にしています。

大切にしていること
環境に配慮しています




こどもが遊びや生活で使うものも、できるだけ環境に配慮し、資源にできるものを使うように心がけています。
また、本物の感触も味わってもらいたいと考えています。ガラスは落としたら割れるということも学んでいきます。
本物の美しさを大切にします




こどもは幼いころから美しさを感じられます。木の温もりのある保育室や遊具、大人が見ても美しいと思える装飾、こどもとともに作る壁面やボード。目立たないけれども、美しい幼稚園でありたいと思います。
絵本や素話を大切にしています




メディアに流されず、良い絵本・物語を大切にしています。
年齢にとらわれない、縦のつながりを大切にします




異年齢縦割りグループがあります。縦割りでの活動が中心ですが、同年齢のクラスもあります。
幼稚園年齢のこどもに適した学びの機会を大切にします




小学校に行って必要なのは、「先生の話を聞きたいと思うこと」「知らないことを知りたいと思うこと」です。
保育者主導で教えることはしません。
文字も数字も、生活の中で、自然に学んでいく環境を用意しています。
食育を大切にしています




家庭的な、あたたかな料理を感謝していただくこと、おやつや食事を作ること、畑で野菜を作ること、今こうして食事ができることを感謝すること、すべてが食育だと思っています。
詳しくはせいあいランチページをご覧ください。
自然やいきものにふれる経験を大切にしています




うさぎやインコを育てる中で、いきものに対する愛情と責任を持てるようになります。
また植物や虫などのいきものにふれ、いのちについて学んでいきます。
泥んこをしたり、櫓に上ったり、身体を使う経験を大切にします




身体を使って遊ぶ中で、いろいろな感覚を学び、心身の発達を促します。また心の安定をはかります。
裁縫·編み物·木工や、掃除洗濯などの経験も大切にします








手仕事は、こどもにとって、真剣に取り組める遊びです。
また、生活するために必要なことをすることは、こどもの自立心を促し、自信にもつながります。