秋の実りの
MAXに乗って バスに乗って
利根川の上流の町へ
車窓からの景色も雄大に
そろそろ 見えてくるはずです
たわわに実った 真っ赤なりんご
初めて見たときの 気持ちは
きっと 大人も 子どもも 同じ
木の枝にぶら下がるりんご
見つめる その心は どんなでしょう
首を伸ばして 上の方のりんごを見つけ
梯子をかけて もいでいるときの 心も
大きな口を開けて
まるかじりしている その心も
その心を ともに感じるとき
とてもとても
いとしく うれしく 幸せだと思うのです
りんごの木の下の お弁当ひろば
りんごの香り 自然の香り
みんな 今日のごちそう
お弁当の後も 遊ぼう遊ぼう
上を見れば りんごりんご
その下は 広い広い
そろそろ 帰ります
秋の実りの 喜びをお土産に
それから
秋の実りを 持ち寄って
ありがとうの 礼拝をまもったあと
子どもたちが こっそり集まって
「明日 これ食べたいね…」
相談しております
さっそく 作ります
ぎゅっ ぎゅっ
力を合わせてね
みんなで食べようね おいしいごはん
芋ごはん 具だくさん豚汁 大学芋 かぼちゃ
塩もみ きんぴら いためもの 人参マリネ
人参ケーキ ジャム付!
秋の実りの 喜びを
おなかの中でも どっしりと
みんな 感じた ことでしょう