遊びのおわり
年長組で
紙粘土の遊びが 始まってから
コツコツと作りためた たくさんのパン
たくさん 焼きあがったので
パン屋さんを開店しよう しようしよう
大忙し 大忙し 大繁盛です
どれにしようか
思わず 指をくわえます
イートインもできるのよ
火曜日に
パン屋さんで 本当のパンを焼きました
とても楽しかったのです
これから 幼稚園でも パン屋さんが盛り上がるかしら?
保育者は ついつい 望みます
でもね
年長組では
少し下火になってしまったのです
何故だろう? 保育者は考えるのです
この先 フェイドアウトしてしまうかも・・・
それでいいのか どうかを 思案します
まだ 白いパンが 残っているから
フェイドアウトしてはいけない気がする・・・
中途半端に 終わらせてはいけない気がする・・・
だから 考えたのです
パンを全部大切に焼こう
そして 年長組で 相談しました
全部のパンを焼いて
みんなで 楽しいことをしようと
一つの遊びが 下火になっていくとき
私たちは いつも 悩みます
続けていくのか 終わりに向かっていくのか
自然消滅がいいのか そうでない方が良いのか
遊びを 大切にしたいと
いつも 悩むのです