個性
私は あまり
個性という言葉は好きではありません
「個性を大事に」
あまりにも簡単に
使われているように感じるからです
人はそれぞれ
持ち味があり
良くも悪くも
それぞれの性質や特性があります
それが あるときは 周りにとって良い方向に出たり
あるときは 自分にとって 良い方向に出たり
そんな こどもたち それぞれに
とことん 向き合って
保育をしてきました
思えば3年前(2年前)
幼稚園に入園してきたときには
足がつかなかった椅子が
今はもう
体半分 はみ出ている
椅子に座ると
隣と肩がぶつかり
けんかになることもしばしばでした
今日
保育証書を受け取った
あなた方は
「個性」という言葉では
語りつくせない
あなた方
ぞれぞれの 姿を見せてくれました
歌いながら
感極まってでる 涙は尊く
お礼の言葉を言う
あまりにもうれしそうな
そして
おどけた姿を見せられるなんて
会場の皆が
思わず 笑ってしまうような
「雰囲気を和らげる」
聖愛らしい
あたたかな 式となりましたね
祈ること
それを覚えた 幼稚園生活
まっすぐ 立つことは
やっぱり 難しい!のだけれど
それでも
周りの大人たちの表情が
とっても あたたかな
うれしい一日でした
私の自慢の
良くも悪くも!
正直で 素直な
かわいい すてきな 子どもたち
卒業 おめでとう!