学びに向かう力
聖愛幼稚園では
水で遊ぶときは たらいを使っています
それは
限りのある水
という意識を持ってもらいたいことと
たらいを少し離れた場所に置くことで
子どもたちが
試行錯誤
いろいろ考えていくことを
してほしいな、と思うからです
今日は
3人の女子たちが
話しています
砂場で水を使うようです
—小さいの(入れ物)でね、水を入れるといいんだよ
1人が言って
—うん、そうだね
と他の2人が言っています
小さい器で
水をバケツに入れてから
運ぶのです
そこで!
一人ずつに聞いてみました
『なんで、小さい入れ物で入れるといいの?』
答え
①バケツで汲むと(バケツに)半分位しか入らないから
②小さいので入れると、水がこぼれないから
③水が大事だって(大きい組)が言ってたよ
まあ!
なんという素晴らしさ
経験から学び
水が大切だと気付き
年上の子どもの言葉に耳を傾けて
こういうことが
学びに向かう力であって
今後の学力のもとになっていくのです
そして
あと一年後くらいには
バケツをもう少し…
たらいに近づけて行くのです
他にも
水の入ったたらいごと
運んでしまう つわものもいます!
まあ それはそれで
大したもんだ ということで。