やごどうするか問題③~気づき

 

やごが

死んでしまった

 

 

捕まえて

忘れて死んでしまったときと

精一杯考えて

毎日世話をしていたのに

死んでしまったときと

 

こどものこころも

それに対する対応も

変わってくるものです

 

 

毎日

雨の日でも

テントウムシ

だんごむし

なめくじに蟻

 

一生懸命とって与えて

適切な環境も考えて整えて

それでも

死んでしまった

 

 

自分たちの世話の仕方に

責任を感じる子どもたち

その中で

自分で食べものを選びたかったのかな

そう

やごの気持ちになって考える姿

 

 

この場所で

池にいるヤゴが羽化しました

この草が

よかったのかと

環境にも思いを馳せ

 

 

自然界でも

ヤゴが羽化する確率は低いでしょう

羽化する姿を

見ることができずに残念とも言えます

 

今度飼うときには

しっかりと羽化できるように

頑張ろう

そう思うことも大切です

それでも

 

 

池の草で羽化したヤゴの殻をみて

彼らは

池の方がヤゴにとって幸せなのかも

そういう思いになったようです

 

こうして

いろいろな思いの中で

子どもは育っていきます

 

 

生き物を飼うことで

こどもたちに何を学ばせたいか

そう思う自分がいて

 

でも

こどもの思いは

 

もっともっと

自由であることに

気付かされた出来事でした