食Ⅲ
聖愛が「幼稚園」だったころ
毎日お弁当でした
入園して初めてのお弁当のとき
こどもたちは
朝来ると
すぐにお弁当を広げて
食べたくて食べたくて
そんな姿を見るとき
お弁当のよさを感じたものでした
今は
全員ランチです
私は
みんなで自園給食を食べることを
大切に思っています
お弁当至上主義では全くありません
先日の園外保育
ついたとたんに
子どもたちからでたことば
「おなかすいた」(お弁当食べたい)
ちいさいひとたちは
さっそくお弁当を出そうとしています
昔のはじめてのお弁当の
その様子を思い出しました
子どもの心のなかに
「じぶんだけのために」
作ってもらった
そのことが
大きくあるのでしょう
そのことを考えるとき
一年に何回か
お弁当を作っていただくことは
とても大切だなと感じます
同時に
ランチの方たちが
毎日子どもたちのことを考えながら
丁寧にお昼ご飯を用意してくださっている
毎日のことで慣れてしまい
忘れてしまっていました
お弁当も
ランチも
毎日だと見えずらくなってしまうこと
作ってくださる方への
感謝のきもちを
保育するものとして
子どもたちに伝えていきたい
そう感じたのでした