戦争と平和について

 

わたしの両親は

東京大空襲の時に

上野近辺で焼きだされました

もうすでに学生であった父母の話と

祖母の話を

わたしは聞いて育ちました

だから

聖愛では夏には

戦争について話す日をつくっています

『事実を話すこと』

『誰かが悪者になる言葉を使わないこと』

そして

話した人は

『戦争は嫌だ』と伝えること

それが話すときの大切なこととしています

 

 

子どもたちのまなざしは真剣です

この話の後には

みな

遊びに行くことを忘れ

質問に来たそうです

 

事実を話し

こどものこころにゆだねます

そして

信頼している保育者たちが

『戦争は嫌だ』と

言っていたことを

どうか

こころの中に

刻んでほしいと願います