卒業の日

昨日まで

今日の日を無くしたくて

見ないように

無かったことになるように

そんな数日が

続いていたのです

あなたがたは

ちょうどコロナ禍のさなかに

生まれて育ちました

誰もが

不安だったとき

一番前で

こどもたちを見つめることができる

役得

どんなこころで

いま

いるのか

体をかたくして

緊張と向き合っている姿に

司会のわたしを

見つめる瞳に

わたしは

あなたがたが

いっしょうけんめに

がんばっている

その姿に

応えたいとおもう

こども園での毎日は

いろいろなことがあったでしょう

かなしいことも

つらいことも

なきたいことも

あったっでしょう

でも

そらの歌は

新しく作りました

何曲かあるそらの卒業のうたに

あなたがたにぴったりの曲が見つからず

どうぞ

不安のなかに

自分を見失いそうなときには

聖愛のことを

思い出してください

あなたがたは

たしかに

みんなに愛されてきました

そして

かみさまは

どんなときでも

あなたがたのことを

まもり愛してくださいます

これからも

いつでも

帰ってきてくださいね

卒業おめでとうございます