まなび
ほんの小さなこと
保育の一場面で
流れていってしまいそうなこと
年長児
山を作りたくて
緑色と
茶色を要求されたので
黄色いと
青と
茶色の絵の具を
用意しておきました
どうする?
と問うと
青とさ黄色をさ
どうやって混ぜようか
とそこから
みんなの共通理解があるのです
緑色は
考えなくても
黄色と青
絵の具によっても
違うのでしょうが
やっている内に
黄色の上に青
じゃなくて
青の上に黄色がいいよ
と
そうだねそうだねと
自分たちで色を塗る
年少年中から
思う存分絵の具で遊び
こうするというモデルではなく
みんなが作った
色とりどりの絵の具の作品を見て
まねすることもあるし
自分で作り出すこともある
そんな毎日の遊びが
考えなくても
青と黄色は緑になるよとなる
色水遊びは
絵の具よりも難解で
その日によって
材料によって
不思議な色になり
どの花が
どの草が
どうなっていくかと
身をもってまなんでいく
花の美しさや不思議さに気付き
根の不思議さに気付く
ダンゴムシの歩き方の
面白さを感じ
蟻の捕まえ方を知る
こんな何気ない
保育の日常が
積もり積もって
大きな学びとなっていくことを
お伝えしたいと思います